お読みいただきありがとうございます。
sstです。
2020年だったと思うのですが、洗濯機を買おうと思い立ち、ドラム式洗濯機を買いました。
PanasonicのNA-VX800ARです。
ドラム式洗濯機は便利なんですよ。洗濯物を放り込んでボタンを押せば、洗濯から乾燥までやってくれるので、朝設定しておけば、仕事から帰ってきたときにはホカホカの状態になってます。
一度、ゴミ取りフィルターの掃除をし忘れていたせいで、ゴミが排水トラップのところに溜まりまくって酷い目に遭いましたが、ちゃんとゴミ取りフィルターにネットをかぶせて週一くらいでネット交換しておけば、問題は起きません。
では、なぜ今回洗濯機の掃除をしようと思い立ったかと言いますと、近頃乾燥機能が弱くなってきたと感じているからです。例えば、タオルですね。乾燥したにもかかわらず、ちょっと湿っぽさが残ったりします。
インターネットでドラム式洗濯機の乾燥が悪くなった原因を調べてみると、以下が出てきます。
- 乾燥フィルターの目詰まり
- 乾燥経路がホコリで塞がっている
- 排水フィルターにゴミが溜まっている
- 洗濯槽に汚れが蓄積している
- ヒートポンプの故障(風が暖かくならない)
乾燥中に乾燥フィルターの蓋を開けるとかなり熱い風が出てくるので、ヒートポンプの故障ではないだろうと判断。
また、排水フィルターは少なくとも週一程度では掃除しているので、今回は除外。
他の可能性を一つ一つ潰していくことにしました。
乾燥フィルターの目詰まり
乾燥フィルター自体は乾燥するたびに毎回掃除しているので、実際に手を入れたのは、その奥です。
ここの掃除は洗濯機上面のネジ2本(下の写真の上側)を外すだけでアクセスできるので、比較的難易度が低めです。

ここの奥にアルミフィンがあるのですが、アルミフィンにホコリが結構詰まってました。
簡単に取れるかと思いきやなかなか取れなくて、歯ブラシでも苦戦しました。
指でちょっとずつつまんで取ることもできますが、アルミフィンで指を切ってしまい、断念。。フィンは結構鋭利なので、ご注意ください。
結局、使わなくなったウォータピックで水圧でガンガン落としていきました。ここのアルミフィンは、洗濯機の通常稼働中に水で洗浄される部分なので、水をかけても問題ないみたいです。ただ、作業する際は自己責任で!
アルミフィンを掃除して元に戻し、洗濯~乾燥をテストしてみましたが、あんまり効果はありませんでした。。
これでは不十分みたいなので、次の手を打ちます。
乾燥経路がホコリで塞がっている
掃除する場所は、乾燥モードの時に温風が吹き込んでくるところです。上の写真の下側の通風口ですね。
乾燥モードを使っていると、たまにホコリの塊が乾燥フィルターに引っかかっていることがあったのですが、最近見かけませんでした。ホコリの塊が温風の通り道のどこかにかたまっているのでは…?と考え、通路を掃除する道具を買ってみました。針金の先端にブラシが付いた掃除道具です。
これをダクトに突っ込んでごしごししてみたのですが、ホコリは大して出てきません。
まぁ、乾燥モード使用中にそれなりの風量が吹き込んでいたので、ホコリが詰まっているわけではないんだろうなぁとは思っていましたが、道具で届く範囲にはホコリはなさそうです。
ちなみに、知恵袋や価格.comのページなど、ネットでちょっと調べてみると、ダクトを掃除したときに野球ボール大のホコリの塊が出てきた!という話も見かけたので、ここにホコリが溜まって乾燥が悪くなるケースもあると思われます。
洗濯槽に汚れが蓄積している
なぜ洗濯槽に汚れが溜まると乾燥が悪くなるかというと、汚れの蓄積で水分が逃げにくくなり、乾燥効率が悪くなるから、らしいです。
洗濯物のほかに乾燥させないといけないものが裏にこびりついていたら、乾燥しづらくなるだろうとは思いますので、妥当な理由かなぁとは思います。
ただ、ここの汚れを直接掃除する場合、大分解が避けられません。ハードルが高いので、洗濯槽クリーナで様子見することにしました。
NA-VX800ARは、洗濯槽洗浄モードに3時間モードと11時間モードがあります。まずはお試し、ということで3時間モードにして、洗濯槽クリーナをぶち込みました。
やっては見たものの、排水フィルターには大してゴミが引っかかっておらず、洗濯槽のゴミはほとんど取れなかった(あるいはもともと汚れがなかった)ものと推測されます。
それなら11時間モードじゃ!ということで再チャレンジです。3時間モードは30℃の温水で洗浄しますが、11時間モードは加温無しの水道水なので、正直どっちの方が汚れ落ちが優れているのかはわかりませんが、洗濯機の取説には、しっかり洗浄したいときは11時間モード、と書かれていたので、こっちの方が汚れが落ちると考えた次第です。
やってみた結果…
3時間モードと大して変わらず、排水フィルターには大した汚れはついてませんでした。たぶん乾燥は改善しないんだろうな、とは思いつつ、とりあえず洗濯~乾燥をやってみましたが、案の定ダメでした。。
状況の整理
今の状況を整理してみました。
- 乾燥モードでの乾きが悪くなった(疑いようなく悪い)
- 乾燥モード中、風が強く出ているし、熱い
- テストで槽乾燥モードさせると、濡れた洗濯物がないのに湿った空気が流れてくる
フィルターの窓を開けた状態で少し経つと、乾燥した空気になる
湿った空気が外に出て行っていないのでは?と考えた私は、乾燥モード時に空気がどこから出ていくのか確認しました。NA-VX800ARの場合、パネルを正面に見て右後ろが排気口です。
この付近の壁には洗濯機から吐き出された風でホコリがこびりついているので、それなりの風は出てくるのだろうと思われます。乾燥モード中に右後ろに手を当てると、湿った風がわずかに出てくるのを感じるのですが、あんまり排気できていないような。。
ここが排気の通路が怪しいとにらみ、分解にチャレンジすることにしました。
分解
分解に必要な工具は以下です。
- プラスドライバ(長めで先端が磁石タイプだと〇)
- マイナスドライバ
- 小型のラチェット
ラチェットというのはこういう工具です。先端にプラスの工具(ビット)などをつけて、カチカチさせながら一方向にネジを回す工具です。
photo ACより引用
なぜこれが必要かというと、結構狭い部分のネジを外す必要があるからです。
下図の赤丸、青丸、緑丸部分のネジを外すと上のパネルを外せます。ネジを外す前に、給水蛇口を締めて、給水ホースを外しておきましょう。水が出てくるので、タオルで押さえてホースを外した方がよいです。
赤丸は上からそのままプラスドライバを入れれば外せます。(緑丸は乾燥フィルタを外すと見えます)
青丸は別アングルの写真で説明しますが、ラチェットがないと外すのに苦労する部分です。
赤丸破線はカバーが付いているので、それを外せばプラスドライバで外せます。洗剤投入口近くの赤丸破線は、ツメが固いのでマイナスドライバを入れた方がよいです。カバーを洗剤投入口に落とさないように注意!

下が青丸部分のネジの別アングルです。左の写真の赤丸が左奥、右の写真の赤丸が右奥のネジです。

これらを外すと、こんな感じになります。

排気口は、上の写真の赤枠部分のフタを外せばアクセスできます。
が、外して分かったのが、実は排気通路を掃除するだけならこのフタを外す必要はありませんでした。。
写真の水色の部分が排気口につながっていて、ここに、上の方で説明したブラシを突っ込んでやれば、内部を掃除できるのです。
参考までに、下の写真の赤丸と緑丸部分のネジを外せばフタを外すことができます。
青丸部分には温度センサが入っているので、これはあらかじめ外しておきましょう。慎重に外さないとケーブルが断線する恐れがあるため、ご注意ください。
緑丸は水平方向にネジが向いていて、奥側からラチェットを入れる必要があります。また、フタの凸部が白い部分にぶっ刺さるように入っているので、やや強引に曲げればフタを外せます。

外すと、フタの内側はこんな感じになってます。赤丸のところにホコリが詰まってます。。
青丸のところからオレンジ矢印の向きに空気が流れて行って、緑丸で示した排気口につながっているようです。なので、上の写真で示した青丸のところにブラシを入れると、緑色の排気口から赤丸部のホコリが取れると思われます。
青丸のところからラジオペンチなどの細い工具を入れれば、もしかしたらホコリを取り出せるかもしれません。

せっかくフタを外したので、クイックルワイパーで取れるところのホコリを一通りふき取りました。
あとは外したネジを元に戻して、テスト稼働です。
結果、どうなったかというと、、
見事に乾燥するようになりました。やはり排気の通路が悪かったようです。タオルを乾燥させたときに湿っぽかったのが、完全に乾ききっています。
今回紹介した分解作業は、おそらくメーカの保障対象外になると思いますので、チャレンジされる場合は自己責任にてお願いします!
それではまた!


コメント