お読みいただきありがとうございます。
sstです。
今回は「成瀬は信じた道をいく」です。前作の「成瀬は天下を取りにいく」を読んで、後作見つけたら読んでみようと思っていたところでした。
成瀬あかりという主人公の女の子の(かなり)尖った生き方を描いた小説です。言動、しゃべり方、行動力、全てが尖っています。常人からすれば変わった人どころではないのですが、成瀬の周りの人たちは慣れているので、それを自然に受け入れています。そういった、ありそうだけど少しずれている感じがハマる人にはハマるお話です。
読んでいて安心できるのは、成瀬の行動に一貫性があり、筋を通している部分でしょうか。今作では、びわ湖大津を世界に発信する一歩として、びわ湖観光大使になってPRする立場になるのですが、観光大使の制服をPR業務の現場だけでなく、移動中も着てPRし続けるところとか。
そういった部分を見て、初めは距離を置いていた人たちも徐々に成瀬の考え方や行動に感化され、行動が変化していくのだから面白い。現実ではそんなに簡単に人は変わらないかもしれないですが、身近にこんな人がいたら自分も影響されてしまいそう、、と思わされるような人物なのです。
行動力の点では、見習うべき点が多いかもしれない。。
若い人向け、ということで図書館では紹介されていましたが、私のような30代後半の男でも十分楽しめる作品でした。
p.s.
表紙絵の女の子が私の妻にソックリで、この子メッチャ似てるよね、と言ったら、全然似てないわ!と一蹴されました。

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